ダイビングはハードなスポーツです。少し泳ぐだけでも、体はかなり疲労します。体力を持続させるためには、きちんと食事を取っておかなければなりません。しかし、満腹状態で海に潜ると、それはそれで大変なことになります。私は一度、海の中で気分が悪くなって急いで浮上し、みんなが船から見下ろす前で思い切り嘔吐してしまいました。単なる羞恥心に加えて沖縄の美しい海を汚したのも恥ずかしく、最悪な思い出になりました。
<腹五分目がベスト!?>
お腹は空いてもなくいっぱいでもない状態が、ベストだと思います。空腹だと長く泳ぐことができませんし、海中で体力が切れると非常に危険です。また空腹だと先述の通り、水流に寄って気分が悪くなってしまいます。ですから、お腹は「五分目」くらいがもっとも良いでしょう。仮に泳いでいる途中に空腹を感じれば、船に戻ってカロリーメイトなどで栄養を取りましょう。あまりきちんとした「食事」を取ると、船酔いにもなりやすくなります。もちろん波の揺れに弱い人は、酔い止めを持っていくのを忘れないように・・・。
沖縄の海に負けないくらい美しい思い出を作るために、お腹の管理には気をつけましょう。当然のことですが、用便なども船に乗る前に済ましておいてくださいね。
Q.沖縄でダイビングする上で、一番のメリットってなんですか?
A.やはり、一年中潜ることができる、と言う点ですね。
例え、真冬であったとしても、沖縄の海は水温が20度をきることが、ほとんどありません。ダイビング経験者なら分かると思いますが、非常に暖かいんです。
もちろん、一番のシーズンである夏場にも沢山のダイバーが沖縄を訪れますが、冬場はある意味で、もうひとつのべストシーズンと言われる程、沢山の魅力があります。
まず、冬場の方が「海の宝石」と言われるウミウシの仲間達を沢山見ることができますし、海水の透明度が半端じゃなく高くなるのも大きな魅力です!
そしてさらに、人気の高いダイビングスポットに行っても、ほとんど他のダイバーの姿はなく、まるで、海ごと貸し切ったかのような解放感、満足感が味わえますよ。
ダイビングショップもお客さんが少なくなる冬場だと、人手が十分に足りていますから、夏場のシーズンピーク時に比べると、かなり丁寧に教えてもらえますしね。
あとは、とにかく潜れるスポットが豊富にあって、初心者から上級者まで一緒に楽しめるスポットなどもありますし、近場から少々離れたスポットなど、選択肢も多いので、長期間の旅程を組んでも全く飽きません。
ダイビングショップの選択肢も多く、ダイビングを含めた観光旅行のプラン等も非常に立てやすいと言う点も、沖縄ならではの魅力と言えるでしょう。
これからダイビングを始めようと思っている人に、私の失敗談から少し忠告したいことがあります。ダイビングは、かなりきわどいスポーツです。少し気を抜くと、命に関わることもありえます。精神的にも体力的にも充実しているときにしか、潜ってはいけませんよ。
<うつ病のときに潜ってしまった>
ずいぶんと前、会社でかなりストレスが溜まって精神科に通院している時期がありました。そのときにふと、「ダイビングでもしたら気が楽になるかな」と思って、思い立ったが吉日とさっそく次の休みに沖縄に飛んで海に潜りました。これが失敗のもとでした。
どれだけキレイなサンゴ礁を見ても、色とりどりの魚を見ても、まったく心が晴れません。それどころか、この景色と比べて私はなんて惨めなんだろう、と自分が嫌になってしまいました。「潜る」という行為は象徴的です。ダイビングはある意味では、自分の中に深く下りていくということ。うつ病のときに自分と向き合うのは、非常に危険です。
<薬を服用していたから・・・>
しかもそのとき私はいくつかの向精神薬を使っていて、体も非常に弱っていました。潜ったのはいいですが、浮かびあがっていく体力がありません。そのときは何とか一緒に潜っていた人に引き上げてもらいましたが・・・。みなさんも精神的に疲労しているときは、ダイビングを避けるようにしてくださいね。深刻な事故を引き起こす可能性もあります。
Q.持病を持っているのですが、ダイビングをするのに支障がありますか?
A.ダイビングを行っても問題ないかどうかは、持病の種類によります。
ご存知の通り、ダイビングでは水中深くに潜りますから、陸上とは比べものにならないほどの強い圧力が身体にかかります。
そんな水中では、身体へ負担がかかるだけでなく、少なからず不安定な精神状態になってしまう事も予想できます。
そういった状況下では、例え、これまで普通の人とほぼ変わらない生活を送って来た方であっても、突発的な発作が起こったり、発作が誘発されることも大いに考えられるなど、かなりのリスクを伴うことになります。
ですから、そういった水圧などに影響を受けやすいと思われる疾患、例えば呼吸器系疾患や循環器系疾患、不整脈や高血圧などを患っている方は、まず、医師に相談された方が賢明でしょう。
また、一般的に考えて、ダイビングとは無関係だと思われる持病を持っている方であっても、ご本人が心配な様であれば、一度、事前に医師の診断を仰ぐ方が安心できるのではないでしょうか。
更に、精神安定剤などを定期的に服用されている方の場合でも、薬の作用が普段よりも強く現れて、ダイビング中に強い眠気に襲われたり、思考能力が低下したりする事もあるなど、危険な状態に陥る可能性もありますので、事前に専門医に相談された方がいいでしょう。
ですが、上記に挙げた疾患があるからと言って、絶対にダイビングが出来ないと決まった訳ではありません。しっかりとした診断の元でOKが出れば、もちろん挑戦して頂けますし、インストラクターもしっかりサポートしますので、一緒に楽しみましょう!
世界共通ライセンス
ファンダイビングは、コレを取得していないと参加できません。
Cカード(Certification-Card)
スキューバダイビングは知識と技術が活かされるスポーツです。
インストラクターの方も皆様の安全に気を払っていますが、やはり重要なのは本人の理解度。
溺れる者は藁をも掴む。海難救助の失敗例では、パニックを起こした要救助者がレスキュー隊の動きを阻害したり、救急隊員にしがみつき一緒に溺れるケースも少なくありません。
海は、皆様が思うよりずっと危険です。
何の知識もない素人が中級者用のダイビングに挑んだり、インストラクターが居ない場での危険行為を防ぐための免許。それがCカードなのです。
ダイビングはバディと二人一組みが原則。
Cカードを所持していない方は、ぜひ体験ダイビングに申し込み、ライセンス取得を目指してください。
Cカードは全国共通。
「ライセンスがないから日本では無理だけど、外国ならヤリ放題だぜへっへっへ」などは通用しません。
Cカード提示がなければ、どこのファンダイビングに申し込んでも断られるでしょう。
わざわざ外国まで行って責を免れるより、取得した方がお手軽です。
ライセンス発行団体によって多少違いますが、最短で三日ほど。2万~3万円とお手頃価格。
旅行ついでに挑戦される方も増えているようです。